ラ・メゾンのシェフとパティシエの
目利き食材をご紹介します

シェフの目利き
2022.04.05

いのちをいただくおいしいジビエ、千葉県産「猪肉」


近年、ヘルシー食材として話題のジビエ。
まだ知らないジビエの魅力を探るべく、千葉県君津市の「房総いのかジビエセンター」に伺いました。

房総いのかジビエセンターのみなさん


こちらの処理場では、地元の猟師さんが捕まえた鹿・猪の解体加工をおこなっています。

捕獲した動物はケガをすると肉質が悪くなるため、暴れる前に短刀などで素早く仕留め、そのまま血抜きを行った後、すぐに運び込まれます。

運び込まれた猪や鹿は泥や汚れを洗浄した後、すぐに毛皮を剥ぎ、内臓を取り出してから冷蔵庫で保管されます。

房総いのかジビエセンターでは血抜きも大事ですが、肉の温度を早く下げることを重要視しているとのこと。温度が高いと、傷口から汚染が始まり臭みも出てしまうそうです。


捕まえてすぐ、鮮度が良いうちに下処理を行い冷蔵することで臭みが出ないのですね。

下処理されたお肉は、数日1℃の冷蔵庫で熟成させてからカット。

筋肉質ですが脂身もしっかりとあり、その脂は甘くとろける味わいです。
赤身部分もしっかりとした弾力と肉の旨みが楽しめます。

また、猪肉は豚肉や牛肉と比べカロリーが低く、タンパク質やビタミンBも豊富。
美味しく健康になる素敵な食材ですね。


シェフがMekikiした「千葉県産ジビエ猪」が味わえるメニュー

『千葉県産ジビエ猪肉と石播きとまとのラグーソースフェットチーネ』
単品 ¥1,580

粗挽きの猪肉を、こんがりと焼き上げ、トマト・香味野菜・ハーブを加えたラグーソース。
香ばしく焼き上げ肉の旨みをとじ込めたシェフこだわりの一皿。

しっかりとした下処理に加え、さらに白ワインや香味野菜でで食べやすく仕上げました。
ぜひこの機会にラ・メゾンこだわりのジビエ料理をご賞味ください。