ラ・メゾンのシェフとパティシエの
目利き食材をご紹介します

パティシエの目利き
2023.12.01(2023.12.11 update)

とろけるゼリーのような食感「紅まどんな」

愛媛生まれの新食感な柑橘「紅まどんな」

ラ・メゾンのパティスリー店舗限定商品で登場する、「紅まどんな」。
その柑橘の魅力に迫ります。

柑橘にあふれる愛媛県を訪れました

Mekikiメンバーは、美味しい「紅まどんな」を求めて、
秋の終わりを感じ始める11月頃、柑橘にあふれる愛媛県を訪れました。

愛媛の柑橘の生産量は年間約21万トン。
100年以上の歴史とその中で育まれた技術や研究によって、国内ではダントツのシェアを占めています。品種も多彩に揃います。

メインの柑橘類は約11品種

みかん、いよかん、デコポンなどを含め、生産品種が多いのも愛媛県の特長。
みかんとオレンジを交配した「清見」を中心に、かんきつ同士をかけあわせた新しい品種の開発も進められています。甘みが強いもの、酸味を感じるものなど、味もさまざま。
全国でもトップレベルの生産量と品種を誇り、今後の研究にも期待が高まります。

柑橘類の旬のピークは、品種によっても異なりますが、主に2,3月頃。
紅まどんなは他の柑橘類に先立って、12月頃に旬を迎えます。


紅まどんなってどんな柑橘?

「紅まどんな」は、愛媛県が育成したオリジナル品種です。
糖度の高いみかん「南香」と、たっぷりの果汁と甘くて柔らかい果肉が特長の「天草」を掛け合わせて生まれた、まだ新しい品種です。

最大の特長は、ゼリーのような食感。
みずみずしく、とろんとした食感はとても美味しく、柑橘の県・愛媛が自信を持って売り出すのも納得です。
糖度も高く、甘い果汁、甘く爽やかな香りが楽しめます。

心を込めた栽培

紅まどんなは果皮が薄くてとてもデリケート。
つるんとした果皮を保つためには、雨が天敵です。雨に当たるだけでも、傷がはいったり、黒ずみが出来たりしてしまいます。

そのため雨に当たらないように、施設栽培を行ったり、ひとつひとつ手作業で袋かけをするなど、大切に栽培されています。

今が旬の紅まどんな

12月に最も旬を迎える紅まどんな。
パティシエが現地でMekikiして、レシピを考えました。

ぜひラ・メゾンのタルトで、味わってみてください!



紅まどんなを使用した季節のメニュー

紅まどんなを使ったパティスリー限定のタルト

【パティスリー店舗限定】紅まどんなのタルト

1piece ¥980(税込)
1whole<21cm>¥9,800(税込)

販売期間:2023年12月1日〜2023年12月22日
販売店舗:ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー

愛媛県産の濃厚な風味ととろけるような果肉の味わいで希少価値の高い『紅まどんな』を使用したタルト。アーモンドタルトにホワイトモカクリームとほろ苦いキャラメルソースを合わせました。

https://la-maison.jp/tart/001148.html

今澤 綾〈いまざわ あや〉
ラ・メゾンの企画広報担当として全国の生産者を取材しています。休みの日には旅行やフェス、イベントに行ったりとアクティブ派ですが、おうちでゲームもお気に入り。各地で見つけた食材を中心に発信していきます。